お中元にカタログギフトを贈るのって、失礼なんでしょうか?
さらに、カタログギフトを義実家に贈るのって、アリなんでしょうか、それとも非常識なんでしょうか?
何を贈っていいか悩ましい義実家へのお中元、相場はいったいどれくらいなのか、チェックしていきたいと思います。
目次
お中元にカタログギフトは失礼か?
お中元って、何がいいか悩みますよね。
毎年同じにしていいのか、ワンパターンでつまらないか気になるし、また、本当に自分が贈ったものが喜ばれているのかどうか不安になったりします。
そんな時に、思い浮かぶのがカタログギフト。
カタログギフトなら、こんなメリットが思い浮かびますよね。
カタログギフトを贈りたくなる気持ちって?
カタログギフトがお手軽で便利なのは、こんなメリットを感じるからではないでしょうか?
- 先方が好きなものを注文できる
- 選択肢が多い
- こちらも何を贈るか悩まなくていい
- 先方が実は嫌いなものを贈ってしまう心配がない
- 先方が他から頂くお中元とかぶらなくてすむ
カタログギフトだと、こんな利点が思いつきます。
確かに、お中元を選んで贈る煩わしさから解放されて、便利ではありますよね。
しかし逆に、カタログギフトのマイナスポイントはどんな点でしょうか?
カタログギフトのマイナスポイントは?
- 先方に選んでもらう手間をとらせる
- カタログに欲しいものがない場合がある
- 受け取る人に、手抜きだと思われるリスクがある
- そっけないと感じる可能性がある
- 贈り物として届くのが1冊だけで見栄えが悪い
カタログギフトのマイナスは、このようなポイントだと思います。
カタログギフトは失礼なのか?
では、結局のところ、カタログギフトをお中元に贈るのは失礼なんでしょうか?
最終的にこれは、「どのような相手に贈るのか」や、「贈り方」によって変わってくるのだろうと思います。
とうのも、実は、カタログギフトは大変人気があるお中元で、「もらって嬉しいお中元ランキング」でも上位を誇っているんです。
例えば、2016年の調査では、1位が「洋菓子」、2位に「カタログギフト」、同率3位に「酒類」と「肉・肉加工品(ハム・ソーセージなど)」、5位に「商品券・ギフトカードなどの金券」がランクインするという結果です。
カタログギフトは、12.5%もの支持を得ています。
※昨年お中元をもらった20代・30代・40代・50代・60代以上の男女400名に行ったインターネット調査結果
もらって嬉しいということは、贈るのもOKなはずなのに、どうして失礼という心配が出るのでしょうか?
その原因はやはり、カタログギフトのマイナスポイントの中に答えがあると思います。
マイナスポイントとしては、
- 先方に選んでもらう手間をとらせる
- カタログに欲しいものがない場合がある
- 受け取る人に、手抜きだと思われるリスクがある
- そっけないと感じる可能性がある
- 贈り物として届くのが1冊だけで見栄えが悪い
というものがありましたが、このように思われてしまう可能性がある人に贈るのは避けておいたほうが無難でしょう。
例えば、大変お世話になった目上の方に差し上げるお中元として、カタログギフトを贈るというのは、多少のリスクがありそうです。
たとえ先方が甘いものは苦手だったとしても、無難にゼリー詰め合わせを贈っておけば、こちらの好意をこころよく受け取ってくれたかもしれないのに、もしかしたらカタログギフトを贈ったら、「あいつ、手をぬいてるな」という印象をもたれるかもしれません。

めんどくさいタイプの年長者って、たまにいますよね〜・・・
そういうタイプの人、目上の立場の方に贈るお中元であれば、カタログギフトよりも無難な人気ナンバーワン商品を選ぶのがいいのかなと個人的には思います。
たとえ、それと同じ商品が相手のお宅に何個も届いたとしても、です。
お中元は、あくまでも、日頃の感謝を伝えつつ、今後も継続してお世話になりたいという意思表明です。
ここは、一か八かで先方が喜ぶ賭けに出るよりも、無難にバツをくらわないでおく方がいいような気がします。
義実家へのお中元にカタログギフトはOK?
では、義実家あてのお中元として、カタログギフトを贈るのはどうなんでしょうか?
義実家の両親といえば、自分からしたら当然「目上の人」ではありますね。
私の意見ですが、これも相手との関係性によると思います。
例えば、結婚して初めてのお中元で、義両親がどんな方かよくわからない状態でカタログギフトを贈った場合、もしかしたら「非常識な嫁だ」と思われてしまうような生真面目な両親の可能性もあります。
義両親が、格式ばった形式や、世の中の常識を重んじるタイプの人の場合、最初のうちはカタログギフトは避けた方が無難でしょう。
そもそも、お中元というのは、持参した上で感謝を表明するものらしいですので(^^;)、マナーにうるさそうな義母がいる場合などは注意してくださいね。
とはいえ、カタログギフトはもらって嬉しいお中元の上位ランクインの商品でもあります。
義両親との仲も良く、相手がカタログギフトを喜んでくれそうであれば、一度贈ってみるのもいいかもしれませんよ。
仲が良いのであれば、贈った後から本音を聞いてみてもいいですね。もしくは旦那さんに聞いてもらってもいいかもしれません。
「いつも同じようなお中元でつまらないかと思って、今年はカタログギフトにしてみたんだけど、かえって選ぶ手間をかけちゃったでしょうか〜?
次は、前みたいに「羊羹」とかを贈ったほうが嬉しいですか〜?」
などと聞いてみるのもいいと思います。

ただし、関係性が良好な場合にね〜!
義実家へのお中元の相場は?
義実家へ贈るお中元の相場として多いのは、「3,000〜5,000円」 と言われています。
私は、毎年同じだと「本当は困っているけど言い出せないんではないか・・・?」といった心配をしてしまうこともあり、なんとなく物を変えています。
結果として、だいたい毎年3〜4,000円の物を選ぶことが多いです。
義実家へのおすすめお中元ギフトは?
私がおすすめの義実家あてのお中元ギフトは、「郵便局のお中元」か、「デパートのお中元」です。
最近は、郵便局のお中元を贈ることが増えていますが、なんといってもその素晴らしさは、「早割」があることです。
同じ商品を注文するのでも、早く注文するだけでお安く発注できます。
しかも全国送料無料。
しかも、だいたい美味しかったと喜ばれるんです。
これは本当におすすめ。
その他で、人におすすめするなら、やっぱり百貨店のお中元。
年配の方って、どこの包み紙かをチェックしてしまう人も中にはいるものです・・・。
どんな人にも受け入れられる百貨店から贈れば間違いないお中元となるでしょう。
まとめ
以上、いかがでしたか?
お中元のカタログギフトって、贈って失礼ではないか気になるところですよね。
義実家の場合、私も結局迷ってカタログギフトをやめて無難な品を贈ったりしてしまいます。
不要なマイナスをもらうより、季節の挨拶として無難な方を選んでしまう私ですが、案外贈っている人も多いんですね。
お中元カタログギフトは種類も豊富ですから、一度検討してみてもいいかもしれません。